平成30年7月の西日本豪雨災害で甚大な被害を受けた坂町では、現在も町内各地で復興工事が進められています。
この度、直轄特定緊急砂防事業として施工中の総頭川渓流下流砂防堰堤工事の現場において、国土交通省、坂町のご関係者と共に地元住民の皆様を対象とした現場見学会を開催しました。
現場では、デジタル化による生産性向上を目的として、3次元データの活用やICT搭載の重機による施工など、最新技術を導入して作業を進めています。
当日は約100名の参加者に対してインフラDXの取組みを説明し、新技術のAR・VR技術を実体験していただきました。
また、この見学会の模様はNHkなどマスコミにも取り上げられました。
工事名 | 令和4年度安芸南部山系総頭川渓流下流砂防堰堤工事 |
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工期(工事期間) | 令和4年4月26日~令和5年12月28日 |
発注者 | 国土交通省 中国地方整備局 広島西部山系砂防事務所 |
位置図 | |
工事場所 | 広島県安芸郡坂町4丁目地内 |
工事概要 | 砂防堰堤N=1基(SBウオール工法:H=9.0m L=101.0m V=3,625㎥) |
工事概要及び砂防インフラDX内容説明
VR(仮想現実)技術の紹介
AR(拡張現実)技術の紹介
ICT建機(バックホウ)を使用した掘削の紹介
ICT建機によるデモンストレーション
ICT建機に作成した3次元設計データを基にGPSで位置情報を取得し掘削盛土・法面整形作業を実施
起工測量の紹介