挑戦を支える仲間がいる。
会社と、業界の未来のために。
精神的にも体力的にも最も苦しい時期を乗り越えられたのは、「このままでは終われない」という技術者としての意地と、何より仲間たちの存在があったからです。私が一人でパンクしそうになっている状況を見て、会社はすぐに人員を増員してくれました。イベント当日には、別の現場で働く同僚も「手伝うよ」と応援に駆けつけてくれたんです。本社の役員や部長等も、私が作るのが苦手な説明資料を一緒に考え、より伝わる言葉を考えてくれました。
このプロジェクトは、決して私一人の力で成し遂げたものではありません。鴻治組というチーム全体の力があったからこそ、成功できたのだと断言できます。苦労の末に完成した現場は、従来工法に比べて13日もの工期短縮を実現。その取り組みは多くのテレビ局や新聞社にも取り上げていただき、発注者からも高い評価を得ることができました。また、母校である広島工業大学で開催した見学会は、多くの学生に建設業の未来と当社の魅力を伝える機会となり、翌年以降のインターンシップ希望者の増加にも繋がったと聞いています。
私自身、この現場を通じて、どんなに困難な状況でもやり遂げる信念と、新しいことへ挑戦する面白さを学びました。担い手不足が叫ばれる今、私たちの業界には変革が求められています。これからも「いいものをつくる」という本質は変えずに、業界の未来をより良くするため、新しい技術の導入に挑戦し続けたいです。