大規模マンションリニューアル工事を行いました

マンションの大規模なリニューアル工事が完了しました。

リニューアル工事は安全性や快適性だけでなく、マンションの資産価値を維持させるためにも必要です。

このマンションは建築後17年が経過し、漏水が懸念されるため特に防水工事を主体とした工事となりました。

 

工 事 名マンション大規模改修工事
工事期間平成20年09月16日~ 平成20年12月20日
発 注 者マンション管理組合
工事場所広島市中区
対象建物RC造 地下一階(機械駐車場)地上六階 PH1階
工事概要 躯体補修工事クラック注入、タイル張替え
躯体塗装工事外壁塗装(柱、壁、天井)
鉄部塗装工事各所扉、水槽、屋根鉄骨
シーリング防水工事外壁打継目地、サッシ周り
屋根防水工事シート防水機械式固定絶縁工法
バルコニー防水工事床面=長尺シート貼り、側溝=ウレタン防水
廊下及び階段防水工事床面=長尺シート貼り、側溝=ウレタン防水
その他工事照明器具、金物取替え

 

施工経緯

平成3年竣工後、17年が経過しており、屋上防水工事、外壁防水工事をメインに各所補修を実施しました。

 

仮設工事

外部足場組み立て状況
大規模改修に伴い建物全ての点検と改修を行うためマンション外周に足場を組み上げます。

 

外壁改修

タイル目地修繕状況

タイルは事前調査による打診検査が行われ、割れや浮きが無いか全てを点検します。
経年退化やコンクリートの乾燥・伸縮などの原因で数ミリ程度のひび割れが発生することがあります。

タイル撤去状況

クラックの入ったタイルは全て撤去し新しいものと張り替えます。
浮き部にはエポキシ樹脂を注入し剥落を防止します。

 

防水工事

屋上防水改修状況

改修用カバー工法という方法を使い、既存の防水の上に新たに防水施工を行います。
カバー工法は、施工中の雨漏りの心配が無く安心です。
耐用年数は概ね10年から15年と言われており、早め早めの対応が必要です。

側溝ウレタン防水状況

複雑な形状の場所にはウレタン塗膜防水を施し、下部への漏水を防止します。

 

塗装工事

バルコニー天井塗装状況

漏水の原因となるクラックを補修処理した後、更に防水塗装で仕上げます。
僅かなひび割れでも漏水の原因となりますので、細部にわたる点検が必要です。

金属建具工事

正面玄関扉、取り付け状況

塗装のはがれや紫外線による色落ちなどを考慮し、美しく重厚な、焼付塗装の扉を採用しました。

 

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