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広島西部山系砂防堰堤工事を行いました

安佐南区緑井で施工していた砂防堰堤工事が完成しました。
平成26年8月に発生した広島豪雨土砂災害に対する緊急災害事業の一環として、安佐南区緑井地区で施工していた当社担当分の砂防堰堤工事(294渓流、295渓流の二基)が完成しました。
これからも砂防堰堤を含む防災工事や災害発生時の応急復旧活動など、建設を通じて地域の安全・安心を確保していく建設業としての社会的使命を果たしてまいります。
| 工事名 | 広島西部山系294渓流、295渓流砂防堰堤工事 |
|---|---|
| 工事期間 | 平成27年 3月25日 ~ 平成29年 3月31日 |
| 発注者 | 国土交通省 中国地方整備局 太田川河川事務所 |
| 工事場所 | 広島市安佐南区緑井地内 |
| 位置図 | ![]() |
| 工事概要 | 砂防堰堤(294渓流) 砂防土工(掘削工) コンクリート堰堤工(コンクリート堰堤本体工・垂直壁工・水叩工) 工事用進入路工砂防堰堤(295渓流) 砂防土工(掘削工) コンクリート堰堤工(コンクリート堰堤本体工・垂直壁工・水叩工) 工事用進入路工 |
砂防堰堤
とは 砂防堰堤は上流からの土石流による災害を防ぐために渓流に設置する構造物です。土石流を食い止める働きのほか、土石を止めて渓流の勾配を緩やかにする働きや一度に大量の土砂が下流に流れ出ることを防ぐ働きがあります。

状況写真(完成時)

広島豪雨土砂災害から3年が過ぎました。
特に被害の大きかった地域24ヶ所において緊急災害事業が実施され、平成29年5月までに25基の砂防堰堤が完成しています。
294砂防堰堤の概要
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砂防堰堤 高さ14.5m 幅46.2m 前庭保護水路 長さ22.0m |
295砂防堰堤の概要
| 砂防堰堤 高さ9.0m 幅46.0m
前庭保護水路 長さ13.0m |
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工事の流れ(294砂防堰堤)
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< 進捗率20% >
底版部掘削作業 基礎支持地盤を掘削しています。 堰堤を支える岩盤の支持層まで掘削を行っています。 |
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< 進捗率25% >
堰堤底板基礎部作業 残存型枠による基礎コンクリート作業です。 残存型枠にコンクリートを打設して、堰堤基礎部分を作ります。 |
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< 進捗率70% >
堰堤型枠作業 堰堤上層部分の型枠作業です。 堰堤本体を残存型枠によって約60ブロックに区分し コンクリートを打設します。 |
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< 進捗率90% >
前庭保護工及び流路工作業 堰堤本体コンクリートが完成し前庭保護工を施工しています。 これが完成したら堰堤工の完成となります。 続いて流路工の施工になります。 |
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< 完成 >
本堤工 前庭保護工 流路工の完成をもって 294渓流砂防が完成しました。 |
< 現在施工中の工事について >
| 続いて現在、下流の294下流砂防堰堤工事に着手しています。
さらなる地域の安全安心の確保のため、発注者の皆様と官民一体となって取り組んでいます。 |
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